6六式 四季のことワり
何と言う事でしょう
その穴に入った男も女も
二度と歩いて出てくる事は無いのでした
私はカメラを携え数人で、進んでいったテレビ局の一団を見た事があるが
その騒がしい声は、暗い中で、一度も反射することなく吸い込まれたままである
彼らが消えた後も、ロボットであったり
探検家、警察
色々な物が、そこに向かうが、その吸い込まれたような闇から出て来ていない
私はある日、手紙を、受け取った
それは、郵便局から届く「さいそく」の手紙であり
私は、気が付くと、暗い闇の中を進んでいた