霧の木曜日

コケシの1人ゴトhttp://rinnnedou.cart.fc2.com/鉱物と変態的日常のゴミ箱と化す予定 https://gagagaruisu.thebase.in

デるデル

そうじゃないんだ 先ほどから、路地裏で、轟音が響くと同時に 怒涛が、薄い壁を越えてテレビの声を阻害した そうじゃないんだよ 今まで聞いた事の無いような音が壁がから響いた

六6

何でもないんです 私の物ではないんです そうですそうなんです この家もこの家具も このソファーに寝そべっている このブサイぶち猫だってもちろん私の物ではないのです だってさ だってさ 私は、そこに置かれているランプなんですから

ガガガ

何でもないんです 本当です だってあなたは知らないんだから

ドスグロイヤミノナカ出

知らず知らずのうちに、罪が積み重なり それは、雪のように、下に行けばいくほど 氷となり、硬く固まっていく 最初の内は、振り払っていた罪も 気が付けば、体中全てが、深く埋まり 身動きすることさえできない それでも動こうとすれば、周りを、より強く硬…

雪降る血ゆきおんな

我々は、そろそろ地球上からの撤退を、考えていた 冬の雪の減少は、地中深く我が先祖が 埋めた機械があるが、寿命も近い こういう時は、治すより 別の物へ向かった方が良い ではみなさん、お元気で、さようなら

ゴゴゴ

そんな事は無い事は、みんな知っている ただ黙っている それがルールだから

ひとすじのサツジンジケン

その家は、酷く、ごく平凡的だった ありきたりな住宅地の実に平凡な一軒屋だった 私が、その家に、引っ越してきたのは、蒸し暑い六月の半ば 第二土曜日の夜中の事だった 仕事の都合で、どうしても抜け出せない仕事があり 無理にお願いすることになった この…

異例中の異例

そんな事は無い 私は、左腕の断面を見ながら 夜の闇に、はえる相手を、ビルの向こう側に、見ていた そんなわけはない、私は、みだり腕を、手にして 考えていた この大きさは、明らかに、相手の腕であり 私は、下たる血を見て 夜の闇でしょげている 相手を、…

まるこぽるいんだー

そうか 警部は、髭をなでながら 横目で、話し相手の足元から路地裏に向かった猫を斜め見していた 部下は、警部の顔を真剣に見て 今起こっている事件の概要を、詳しく話すが やはり、警部の目は、横に逸れた ー警部聞いてくださいー 権幕はあるが、部下の声は…

なんてことだ

私は、知らなかったのだ 妻が不貞をはたらしていることも 弟が、あれほどの恥知らずだったことも 隣人が連続殺人者だったことも 私は知らなかったのだ 私自身、おかしな宗教の教主だったなんて

キングオブモンスター

オススメするかしないか そんな事を言わせないほど 平凡で飽きない そんな映画 それがキングオブモンスターズである 正直、ゴジラは、怪獣の王であるが 誰かを服従させる存在ではない 少なくともそこは、人間であり それ以外が、行っていいわけではない それ…

・・・め

www.youtube.com ゆっくりと、コーヒーを飲んでいたら それが、ガン細胞を、ノドに、作るのを知った

まままっど

パプリカ 自殺サークル mad - YouTube

うるい仁

なぜ、お前が スカート姿の少女の顔に、失望の色が浮かぶ 何てことだ 反対側の青年は、頭を抱えた その手に持った鞄から、彼の飼い猫 緑毛の三毛猫「サチコ」が、二人を見上げて つまらなそうに、小さくないた

ラスクガ

話にならない 老人は、杖を投げ捨て 髭の濃い背広姿の男に怒鳴りつけた 会場は、静まり返り 驚いたように、ピアニストは、演奏を止めた

ガガがこけし

そんな事は無い 私の声が聞こえない 奴は路地裏に、電信柱が、見える範囲でずらりと見える 奴は見えない

シん閉器

我々は、つに開発してしまった 人類を、望滅させるべき 恐るべき雪の塊を 奴は、見る物を、全て魅了し 唖然とさせて、家に閉じ込めさせる そして人類は、働くことなく死滅するのだ つにやつが「ウゴキダス」

オリおり

折りたためられて オリタタマレて私は今どこにいるのか誰も知らない

のえうエーこけし

そんな事はどうでも良い わたしじゃないんだ そんなものは、持っていなかったさ 本当だ、わたしじゃない しらない あんな奴は 私は、血にまみれた男を見て聴いていた 警察手帳を、いつだろうかと相手を見ながら

カイライ

死のふちは、コーヒーカップのようで そこを歩いていると、白いふちから、熱い底に沈んでしまいそうで 湯気の中を、落ちないように、慎重に、足を進めるのです

熊ら

昨日の事は知りまっせんが 今日が、向こうからやってきてしまったもんだから 仕方なく 仕方なく むかえてやってるわけです

オモモゴリア

底は、私の席です あなたなんて、座っていい人間ではありません 早くどいてください 意地を張っている場合ですか そこは、死人専用です

そらこげし

私は、あなたを見ていなかった、私はあなたではない確証はない しかし、クマのぬいぐるみは、わたしを見ていた確証だけはある なぜか 私は、ぬいぐるみだからだ

ががが こげsi

我 汪なり ただの墺なり それでも、わたしは追うなり 誰が何と言おうと負うなり なんなら欧なり それでも言うなら往々に応なり

こめリ

私の近くに存在している そのこけしの名前を 私は近所のおじさんに教えてもらったのであるが 親戚のこの前集まった時に教えてもらった叔父さんとは 少しばかり話が違った 叔父さんはそのことについて そのおじさんが見たこけしは全くの別物だと言ったが どう…

こけり

それは見てはいけないし 聞いてみても駄目 私の近所に存在しているその店の前を通っただけでも 親戚の叔父さんが死んじゃった!?

トレーディンぐ 「KOKESI」

それは、世界中で、戦況を巻き起こした 日本と言う国で、発案された実にエキサイティングなそして、頭脳的な その戦略性とは裏腹に、KOKESIの世界的なコレクターが、いるほどに そのゲームは、世界中に、散らばる事になった 事の発端は、つぶれかけの…

見てはいけないこけし堂

そこにヒトは居なかった 私はレジの横にも自動販売機の陰りにもいない 私の影は、ハワイで、休んでいる 私は、薄暗い青白い色の豆提灯の下 一人宿題にいそしんでいる

こけwし

夜ではない ビルに囲まれた街を歩いていると たまに、マンホールから 煙が出ている その臭いは、何とも甘ったるくて この騒がしく機械機械した街の中では かなり違和感がある

こけじ

我々は死人である 夢は死神に、方にとられ 命は、時間に食べられた しかしそれでも、夜見る夢は まだ現実に、幻が亡霊のように生者を貪り食っているのかも知れない