2019-01-03 捕獲 そう、全ては失敗だった あれは、弱っていたのではなかったのだ ただ寝ていたのだ いや、そんなわけはない あれは、私を油断させ 虎視眈々と眠るのを待っていたのだ 私が目を覚ますと 瓶の中は、空っぽであり あれが疲れた私の妄想かとも思われたが 瓶が外れて割れている それじゃあ・・・ 私は目を凝らした しかし、どこにも・・・・ いた 何てことだ 諜報活動かとも思われたが 奴は、ぬけぬけと勝手に出したのであろう 今朝の朝刊の上で眠っているではないか 私は、捕獲を考えてた