2020-01-29 流れる 緩いような空を流れた 忘れられた砂時計の進行を エプロンを付けた主婦たちが遮り 血のエンジンで吹かされた ジーゼル電車から 血を流したミイラ達が乗り降りを繰り返す 駄菓子屋で、死んだミイラがテュッパを、しゃぶり 伽藍洞の子供は、一人また一人と消えていく ああゆるゆると星は舞う はあるるるると消えていく