夜歩いて居ましたら 電車の遮断機が下りる音がしまして ふと目をむこうに向けますと 暗い闇に舞う雪の向こうから 赤い光がぼんやりと近づいてきまして 私が目を凝らす間もなく それは暗い中を往きをまき散らし 遠ざかりまして 私は、呆然と音が止みあがって…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。